いよいよ梅雨に入ったなぁと思いながら車で帰る途中、二人の女の子を発見。保育園のスモックを着て黄色い帽子をかぶったおちびちゃんが突き進むようにズンズン歩いていく後ろを、少し離れて小学校の低学年くらいのお姉ちゃんらしき子がついていってる様子。雨が降ってるのにどっちも傘をさしてないし、急いでよく見ると二人とも泣いてるし、こりゃほっとけません。
知らないおばちゃんがいきなり声をかけたら気味悪がられるかもしれないけど、そうなりゃせめて傘だけでも貸してあげようと思って、車をとめてお姉ちゃんのほうに声をかけてみました。
「どうしたん?」
「あのね、生協に行った時ね…」
妹を追いかけながら一所懸命話してくれた話によると…
お母さんとこの姉妹とで生協の共同購入で注文したものを受け取りに行った時、下の子を車に残して、お母さんとお姉ちゃんだけで荷物をもらってきた。毎週この日を楽しみにしている妹はそれがとっても不満で、家に帰ってお母さんが荷物を運び込んでいる間に「どうしても行く!」と飛び出してきちゃった。お姉ちゃんは呼んだり引っ張ったりして連れ戻そうとしたのだけど、妹はそれを振り払って行ってしまう。でもそのままにしてはお姉ちゃんも帰れない。
…というところらしい。
そうしているうちに家からどんどん離れていくので、お姉ちゃんは困り果てて涙が出てきたみたいです。妹のほうは悔し涙を流しながら「せいきょ?っ!」とひたすら叫びながら歩いていたのです。
我が家まであと500mくらいのところだから近所の子なんだろうけど、名前を聞いたら知らないお家の子でした。このあたりは田舎で長年住んでるお宅がほとんどだから、子どもの顔は知らなくても苗字を聞けば大体わかるんですけどね。(だから私が道端で子どもと話してるところを誰かに見られても、それが大人なら、不審者と思われる心配はほとんど無いのです。)
とにかくおちびちゃんに追いついて、あの手この手で説得して帰らせようとしたけれど彼女の決意は固く、まるでそれ以外の一切の言葉を忘れてしまったかのように、地団太を踏んで「せいきょ?っ!」と泣き叫ぶばかり。(^^;既に泣き止んでいたお姉ちゃんが「お母さんを呼んでこようか?」と言うので行ってもらいました。(車に予備の傘を置いといてよかった!)
ほどなくお姉ちゃんと一緒に車で駆けつけたお母さん。娘達の姿が見えないのに気づいて心配してらしたようです。逃亡者のおちびちゃんが叱られたのはもちろんだけど、お姉ちゃんにもとばっちりが。
「お姉ちゃん、こんなとこまで来る前に、なんでママに言わんの?」
「だって○○(妹)が…」
「だってじゃないでしょ?」
「いえいえ、お母さん、お姉ちゃんは妹を止めようとよく頑張ってましたよ、ねぇ?」
こっくり頷くお姉ちゃん。本当に一所懸命だったこと、このおばちゃんσ(^^)はちゃんと見てたからね、偉かったね。
ちょっと前だけど子どもがむごい目に遭う事件が続いたり、最近では校区内で殺人事件があったりと、田舎だからって安心できない世の中になってきちゃってるけど、今日はちょっぴり子どもの安全の役に立てたかな?
知らないおばちゃんがいきなり声をかけたら気味悪がられるかもしれないけど、そうなりゃせめて傘だけでも貸してあげようと思って、車をとめてお姉ちゃんのほうに声をかけてみました。
「どうしたん?」
「あのね、生協に行った時ね…」
妹を追いかけながら一所懸命話してくれた話によると…
お母さんとこの姉妹とで生協の共同購入で注文したものを受け取りに行った時、下の子を車に残して、お母さんとお姉ちゃんだけで荷物をもらってきた。毎週この日を楽しみにしている妹はそれがとっても不満で、家に帰ってお母さんが荷物を運び込んでいる間に「どうしても行く!」と飛び出してきちゃった。お姉ちゃんは呼んだり引っ張ったりして連れ戻そうとしたのだけど、妹はそれを振り払って行ってしまう。でもそのままにしてはお姉ちゃんも帰れない。
…というところらしい。
そうしているうちに家からどんどん離れていくので、お姉ちゃんは困り果てて涙が出てきたみたいです。妹のほうは悔し涙を流しながら「せいきょ?っ!」とひたすら叫びながら歩いていたのです。
我が家まであと500mくらいのところだから近所の子なんだろうけど、名前を聞いたら知らないお家の子でした。このあたりは田舎で長年住んでるお宅がほとんどだから、子どもの顔は知らなくても苗字を聞けば大体わかるんですけどね。(だから私が道端で子どもと話してるところを誰かに見られても、それが大人なら、不審者と思われる心配はほとんど無いのです。)
とにかくおちびちゃんに追いついて、あの手この手で説得して帰らせようとしたけれど彼女の決意は固く、まるでそれ以外の一切の言葉を忘れてしまったかのように、地団太を踏んで「せいきょ?っ!」と泣き叫ぶばかり。(^^;既に泣き止んでいたお姉ちゃんが「お母さんを呼んでこようか?」と言うので行ってもらいました。(車に予備の傘を置いといてよかった!)
ほどなくお姉ちゃんと一緒に車で駆けつけたお母さん。娘達の姿が見えないのに気づいて心配してらしたようです。逃亡者のおちびちゃんが叱られたのはもちろんだけど、お姉ちゃんにもとばっちりが。
「お姉ちゃん、こんなとこまで来る前に、なんでママに言わんの?」
「だって○○(妹)が…」
「だってじゃないでしょ?」
「いえいえ、お母さん、お姉ちゃんは妹を止めようとよく頑張ってましたよ、ねぇ?」
こっくり頷くお姉ちゃん。本当に一所懸命だったこと、このおばちゃんσ(^^)はちゃんと見てたからね、偉かったね。
ちょっと前だけど子どもがむごい目に遭う事件が続いたり、最近では校区内で殺人事件があったりと、田舎だからって安心できない世の中になってきちゃってるけど、今日はちょっぴり子どもの安全の役に立てたかな?